3連休の最終日、モスバーガーでチリドッグを食べながらふと、気がついてしまった。

私、家を買いたいわ。

ちなみにいま住んでいる家は賃貸で、来春には取り壊される。それまでに私を含めこの建物の住人は、誰ひとり残らず、この部屋を出て行かないといけない。

だから、次の住処をどうしようかというのは長らく課題だった。

いま住んでいる賃貸の大家さんはとても準備のいい人で、取り壊しになるだいぶ前に私たちに期限を知らせてくれて、出ていく際のお金のことについても、丁寧に取り決めたうえで説明してくれた。

去年のいまごろ、大家さんの自宅に呼び出され、面と向かっても話した。大家さんはとっても元気はつらつで、私の倍以上歳を重ねたご婦人。英語の勉強が楽しいから、大学に行きたいのだと言っていた。

そして、日々老朽化が進む、いま住んでいる賃貸にまつわる恐ろしい事実についても、ざっくばらんに元気よく話してくれた。あまりのあけすけっぷりにその瞬間はけたけた笑ってしまったが、あとでよくよく考えてみると、住んでいる者にとっては全力で真顔になるような話ばかりで、それを思い出すたびにいまも私は震えている。(詳細は書きません)

いずれにせよ、考える時間は十分にもらっている。だが、1年経ってもまだ、次の家をどうするかの答えはなにも出ないまま、賃貸物件を探しては迷い、探しては迷い。ひとつたりとも決めることができず、ここまできた。

だが、ふとここで思った。

いっそ、買ってしまうのはどうだろう。

買うといってももちろん、一括払いなんてできないから、選択肢はローン一択だ。それも、30年とか35年くらいのやつ。となると、支払いが終わったころには70歳を過ぎているのだろう。

いまの私にとって、70はだいぶ大きい数字だ。でも、100歳まで生きるとしたら。もしそうなった場合には、いま家を買っておけば、30年近く家賃を払わない生活ができるかもしれない。

30年もかけた買い物は壮大すぎて、正直なところ、想像がまだぜんぜん追いついていなのだけれども、ついに私にも、そういうことを考えるターンがきたのかと思うと胸が熱い。

さて、これからどうするか。まずはファイナンシャルプランナーに相談するところから始めるのがいいだろうか。なにもかも、わからない。

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